ドン・キホーテ(記:2000年5月29日)
一時期ワイドショーや週刊誌でも取り上げられ、ご存知の方も多いと思いますが「潟hン・キホーテ」は深夜営業に関する地元住民とのトラブルが多い。そこで
私はドン・キホーテの顧問弁護士を担当して両者の言い分を聞いた上で無理の無い解決を図ろうとしています。
ドン・キホーテとは首都圏で二〇数店舗を開き、横須賀市・横浜市・大宮市などにも開店準備中のスーパーマーケットである。デパート・スーパー・個人商店などは、ここ数年間売上げは減り、減収の連続であるが、ドン・キホーテは九期連続で増収・増益という。社長安田隆夫氏は慶應大学法学部を卒業して不動産業界に入り、一九八九年この不況下に第一号店を開店し、大会社との闘いの連続で次々と出店計画を実行して、今や二〇数店舗にまで発展した。深夜帯の開拓や圧縮陳列(多種の商品をうず高く積み上げる)など、ユニークな経営で急成長している。
お客様あっての企業、消費者に喜ばれることを第一の目標としている。不況下でデパートやスーパーなど小売店は軒並み不景気のなか、ドン・キホーテだけは好景気というから不思議である。今は二部上場会社であるが、今年からは一部上場に格上げをねらっている。資本金五四億二七九〇万円、従業員一,五五五名という中堅企業で団結力は強い。
商品の値段が安い。深夜も営業しているから消費者には利用し易く喜ばれている。新店舗開設の前には住民の反対運動がある。深夜営業をしているので、そこに若い者が沢山集まって騒がしい。特にバイクで集まってくる成年もいて車の音がうるさくて仕様がない。だから深夜営業のお店は反対だ、という住民が多い。たしかに、バイクの音が騒がしいことは良く分かる。昼間でもバイクの音は同じなのだが、夜は辺りが静かなだけに大きく響くのかもしれない。しかし、毎夜毎夜同じ成年達が集合することもないので、住民の主張は大げさ過ぎて営業を停止するほどの説得力はない。反面、昼夜を問わずに働いて買い物をするにも深夜でなければ時間がとれない人達が多いので、この人達のために深夜の営業は大変役立っている。だからドン・キホーテは反対を押し切って営業を続けているのである。以上テレビ・ラジオ等で放送されてきたとおりであるが、開店すれば、反対運動をしていた市民も、安くて良い商品があるため、顧客となってドンキファンになっている人達が多い。