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Dさん
東京都内在住 20歳代
デザイナーとして働きながら、一人暮らしをしている。
本人申告 16件 ¥4,970,618
債権者残額 ¥6,098,526
この金額は約定利率での残額、自身での約定通りの弁済で完済までにかかる総額は約¥11,000,000必要
任意整理和解総額 ¥5,169,124
債権者に分割払いで総額、この額面を支払うと終わりになる。
弁護士費用 ¥809,000
生活状況
収入
服飾関係 ¥210,000(申告ではボーナス夏冬併せて¥1,000,000)
支出
家賃 ¥72,000 電話代 ¥10,000 食費 ¥40,000
家族構成
父 80歳代(実家、年金) 母 60歳代(実家、収入あり) 兄 30歳代(別居、収入あり)
家族へは心配をかけたくないために、内緒ということでの受任
この方は、借入の理由として「家賃・生活費・実家への仕送り」との、なんとも涙ぐましい理由でした。当所にご相談に来られたときの申告では¥4,970,618だったのだが、受任して各債権者に資料の請求をして届いた残高を見て驚きました。なんと¥6,098,526という申告と約100万円もの違いがあったのです。しかも、そのうち物販(ショッピングやエステ)が¥2,613,848、申告にあった「実家への仕送り」も疑い深くなってしまうような調査結果です。ここで、何故こんなにも申告と全債権者残額に差が出てきてしまったのかをご説明します。
まず、ショッピングについてなのですが、毎回カードでの支払をしていた場合、まだ請求されていないもの(本人が憶えていない)が、かなりの金額に達することがあるのです。
エステの契約についてなのですが、この方は最初にコースでの契約を交わして約200万円必要になるのですが実際には全てのエステをされた訳ではなく、最終的にかかる費用の前払いをしていたのです。受任時には契約コースの半分にも満たない時点で債務の整理になったわけで、交渉の結果、受けたコースの内容だけの金額の支払という和解を締結いたしました。本人は金額を理解しておらず、なんとなく契約を交わしていたのです。しかもコースの金額も知らず30万円の申告だったのですが、実際には約68万円もあったのです。
こうなってくると(申告と全債権者残額に約100万円の差)受任時に契約した実行金では賄いきれず、月々の実行金増額をお願いするしかなくなってくるのです。しかし本人の収入では増額は出来るわけもなく、家族・親族・知人・友人への援助要請をいたしました。
援助要請の結果、母がR・Sさんの為に今まで結婚資金として貯蓄していたお金、母が自分の友人に借りたお金、兄がコツコツと貯蓄していたお金等を掻き集めて約600万円もの金額を捻出されたのです。
その金額の入金が確認出来次第、各債権者への一括減額提案を作成しました。ここで重要なことは、長期分割提案であれば債権者は和解総額を増額してきますが、一括提案することが出来れば減額(法定利率での引き直し残金の減額)も可能であるということです。
そうして、なんとか全債権者との和解も締結し、契約終了となったのです。
その内容を下記に記載いたします。
この方は、物販の金額が約半分を占めている事と、取引が短く法定利率による引き直し計算をしても大幅な減額にはなりませんでした。しかしながら、一括提案によって減額に応じて頂いた債権者が13件にも及び、各債権者の引き直し残金よりも¥488,677減額することに成功いたしました。 |