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Eさん
千葉県在住 30歳代
持家で年金暮らしをする母と一人暮らしをしている兄、本人は運送会社で働きながら生計を立てている。
本人申告額 9件 ¥4,350,000
債権者残額 ¥4,514,678
一括で支払うとこの金額ですが将来にわたり分割にした場合は金利がつきます。自身での支払を継続して、約定のままに支払いながら完済するとなると約¥8,000,000以上は必要となる計算でした。金利は毎月の返済金額によっても大きく左右されます。
当所和解総額 ¥2,004,445
債権者に分割払いで総額、この額面を支払うと終わりになる。ほとんどの業者が将来利息カットで和解に応じ,債務者の経済的更生に協力してくれた
弁護士費用 ¥651,000
生活状況
収入
運送会社 ¥230,000(ボーナス夏冬あわせて¥200,000)その他アルバイトでの収入¥50,000
支出
家賃 ¥67,000 光熱費 ¥3,000 電話代 ¥18,000 食費 ¥60,000 生命保険(給料天引き) ¥37,000 ガソリン代(会社負担) ¥20,000
家族構成
母 60歳代(別居、年金) 兄 詳細不明
この方の最初の借入理由が「亡くなった父親の墓代・葬式代・父親名義の借財返済の為」ということでした。年老いた母親には心配をかけたくないという事でしたので、今まで運送会社で働きながらアルバイトをして何とか返済していたのだが、やはり毎月の返済額が多くなりすぎ返済は無理だということで相談に来られました。
相談時の申告ですと9件、¥4,350,000なのですが、借入理由の全てを依頼者が負担していたわけではなく、兄と分担して弁済していたということです。ということは、この申告内容は今までの弁済状況を物語っています。最初に借りた債権者への弁済に支障が生じてしまい、他の債権者にお金を借りて弁済する、そして又他の債権者に借りて弁済をするという悪循環で債務がどんどん膨らんでいきました。 そういった経緯での受任となり、完済を目指して債務整理事件の委任契約を締結いたしました。
調査は順調に進み、残高証明書(約定利率での元利合計金)や取引経過(初回借入日から現在に至るまでの履歴)を確認して、法定利率による元本充当計算を行い、各債権者へ月分割提案を発送いたしました。ここまでは順調なのですが、Eさんが車の事故を起こし月給が滞ったり、働けない状況に陥り保険もなかなかおりず債権者への返済金がつらくなりだしました。毎月この金額だけは大丈夫という返済に充てられる金額を計算すると、月々の弁済金の割り振りが低くなってしまい、どの債権者にも4年近くかかってしまうような内容でした。しかも、このような交通事故により、腰を痛め働くことが継続できるのかどうかさえ不安になってきました。そうすると当然債権者との交渉も難航してしまい、全和解は遥か遠くに感じました。中には依頼者の実情を訴えかけて、何度も何度も交渉・説得の結果、応じて頂いた債権者もありますが、半数程度のものでした。
本人への進行状況申告の際に、ありのままを全てお伝えしましたら、ある日このような連絡が入りました。「実行金の捻出には限界があり、私の収入だけでは増額できません。母親に連絡を取って援助をお願いする」といった内容でした。今までの実行金の入金状況には何も問題は無く、債権者との交渉が難航しているために、早く債務を無くしてしまいたいが為に、悩んだ末の結論だったのでしょう。母親に連絡を取り、当所に入った再度の連絡では「実家の持家を売却して、その金額を入金しますので一括で支払いたい」という事でした。真剣に悩み抜いた上で母親と話し合い、なによりも債務を早く無くすために決断されたのです。和解済みの債権者には残一括減額提案を、未和解の債権者には一括減額提案を発送するに至り、全和解致しました。
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