体験談

愛人の借金を自分名義で借りて返済

不倫の男性に貢いだお金

風俗嬢までして頑張った

ショッピング&エステで破産になりかけた

家を処分して返済した

今月も、めでたく完済(借金を全部返済し終わった)された方がまた一人と増えました。

みんな、相談されたときは自分には出来るのだろうか、今の取立て地獄よりはましだと考え「何とか借金を返済したい」という一心で頑張られた方ばかりです。

「本当にうれしい」「こんなに早く終わると思わなかった」「破産せずにすんだ」等色々な喜びの声を聞きますが、なんと言っても本人の努力を振り返ると涙がでる思いです。

不倫の男性に貢いだお金

Bさんの場合

東京都在住 30歳代(独身)

実家で暮らしながら、化粧品会社で働いている。

 

本人申告   7件 ¥2,330,000

 

債権者残額  2,389,198

一括で支払えばこの金額であるが分割であればこの金額に将来利息分が加わる

 

任意整理和解総額 1,831,073

分割で支払っていく場合の最終支払金額でありこの額面以上遅延しなければ増えない。

 

弁護士費用  ¥438,000

生活状況

収入

化粧品会社 ¥95,000 アルバイト¥25,000

支出

実家なので家賃・光熱費などは一切負担せず、母親へ生活費として¥30,000を手渡し、¥10,000のお小遣いの中から交通費などを捻出する。

 

家族構成

母 70歳代(年金)  兄 40歳代(収入あり)

 

 この方は世間で言うところの不倫をしていた方で、その相手は既婚者なので当然お小遣いも少ない、どこかで何かをしようと思ったらBさんがデート費用をを負担していた。そうこうしている内に妊娠してしまい、中絶すること計4回。手元に残った¥80,000では交際費も中絶費用も捻出できなくなり、消費者金融から借入をするようになってしまうが、返済などできるはずもなく次々と借入は増えていきました。しかも最後の妊娠は5ヶ月目を超えるところだったというから普通の分娩のようにおろしたとのこと。気が遠くなる話である。

 最終的に当所へ相談に来られたときには、消費者金融7件から¥2,330,000の残高があるという申告を受けました。このような状況の方に着手金の捻出は出来る訳がなく、家族に話せる内容ではなかったので弁護士費用の全てを設定金額から分割で捻出する形での受任となりました。しかし、この方は「破産させてください」と何回も頼まれた方ですが「破産すれば返さなくてもすむと聞きました」というから返さなくてもいいという根性が悪いと池田先生にしかられた方でした。7件ではありますが総額は¥2,330,000くらいなので、母や兄に言って生活費のほうを面倒みてもらうと何とか返していける計算です。破産といっても遊ぶためのお金で免責がおりるほうが難しいと説明をしました。相手の奥様からは不倫がばれて慰謝料を請求されるところまで問題になり、別れたふりをして付き合ってるということです。職場の上司で定年退職したばかりというので退職金もかなりの額面が出たらしいということなので援助してもらったほうがいのではという話にもなりましたが、デートの際の食費もBさんがだしていて、中絶までして慰謝料です。挙句の果ては借金で首が回らず破産になるかどうかです。ここまで恋に溺れていられないからこの男性も奥さんと別れないのであればきっぱりとけじめをつけるべきではという話にもなりました。この男性は自分の息子と結婚しろと奨めるそうなのでよく分かりません。

 各債権者への調査も後2件を残すところまで行き着き、正確な債務残高が確定できた債権者に提案書を発送しました。しかし交渉の段階で生活状況や借入理由・取引履歴などの債権者からの不満によって、弁護士の三会統一基準に準じた和解交渉に難色を示され、残り2件のうち1件からは訴訟を提起されるという、極めて難しい債務整理事件となりました。

 交渉が難航するのは当たり前のことなのですが、相談時にアルバイトを探すことで受任することになったのですが、アルバイトも当事務所から電話をかけ、やっと掃除婦の仕事にありつけました。しかしバイトも見つかったはずなのにお約束の債権者への支払う金額がどうしても捻出できなくなりました。「待ってください」ということなので理由を聞くと「母親と旅行に行く」というのです。債権者へは「債務者の生計の建て直しのために将来利息も遅延損害金もカット」の提案がでているのに、世の中債務者が必死で働いてというならわかりますがむしがよすぎて納得いきません。どうしても家族に話してもらう必要がでてきました。しかしこのような厳しい提案がいってますので訴訟を起こされた債権者もいてご自宅に裁判所から通知が届き借金がばれてしまう結果になったのですが、嘘は良くありません。他の債権者だって訴訟になりそうな雲行きです。本人は母親に取り繕ったらしいのですが、当職は法律事務所ですから嘘は出来ません。旅行なんてとんでもありません。

 こうなってしまうと弁護士への実行金の入金にも影響が出てしまい、債務整理事件の委任継続が難しくなってきました。

 依頼者自身の収入では実行金の捻出が難しいからといって、簡単に辞任するわけにはいきません。何よりも、そうなってしまうと、各債権者からの厳しい取立てを受けることが目に見えているし、当然家族にもばれてしまいます。依頼者の経済的更生を図るために家族にも本当のことを話していただき、家族会議を開いてもらいました。後で母親から聞いたのですが、兄も借金をして¥10,000,000円近いお金を返済し、絶対に借金はダメだといって聞かせていたそうです。とにかく、その結果、母親が貯金していたお金があり、援助を得られることになり、¥2,500,000という金額を一括で入金されました。確認と同時に全債権者へ残金一括の提案を発送し、全和解に至り、めでたく完済となりました。


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